外での利用が多いならショックレスキャスターが有効です。在宅で使う場合は、車椅子全体のサイズはもちろん、廊下や扉、収納場所など、車椅子を利用する場所のサイズや環境を確認することが大切です。
例えば片マヒなどで足駆動にする場合は、足が床にしっかりとつく座面高(前座高)を第一に考慮しましょう。移乗性を優先するなら、目的に合った機能を備えた車椅子を選ぶことが肝心です。
座り心地を重視したいなら案楽性の高いものなど、身体や障害の状態を把握して選択しましょう。
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ポイント4 座面高をしっかりチェック! | ポイント5 座幅にはゆとりを持たせて! |
一般的にひざ裏から足のかかと(床)までのサイズより30mm程度プラス。足駆動の場合はかかとがしっかり床に着くサイズが理想的といわれています。また、移乗性や快適性を大きく左右する座面高は、もっとも肝心なチェックポイントです。 | 夏冬の衣服の変化や介護のしやすさを考え、座幅にはゆとりを持たせましょう。一般的に、座った状態でおしりのサイズより50mm程度プラスしたサイズが理想的と言われています。 |
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身体を支える力の弱い方、疲れやすいかたにお勧めです。
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アルミ | 一般的に軽くて錆びに強い素材です。 |
スチール | アルミに比べると重量は有りますが、安いです。 外でのご使用や、大量に御利用される(施設や病院等)ではよく利用されます。 |
チタン |
高い溶接の技術がないと加工できない素材です。 |
通常のタイヤ | 自転車のタイヤと同じ。空気入れで空気を入れます。 空気圧は自転車と同じで2〜2.5気圧ですが、自転車よりもショックが大きいのと、スピードが自転車ほど出ませんので、やや低めの空気圧にしても大丈夫です。 ただし、左右の空気圧が低すぎると、まっすぐ走らなかったりします。 また、左右で低すぎると抵抗が増えて自走がしんどくなります。 |
ハイポリマータイプ | 外側のタイヤは「1」と同じですが、チューブが空気で膨らますのではなく、ウレタン製の発砲ゴムです。 このため空気を入れるメンテナンスが必要ありません。 |
ソリッドタイヤ |
空気入れがいらないのは「2」のタイプと同じですが、外側のタイヤに溝がありません。 |